銅・鋳製品「伊久馬（いくま）」株式会社西井製作所
| 製造／出展 | 株式会社西井製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 安芸郡海田町南明神町1番17号 |
| TEL | （082）821-0241 |
| 創業 | 大正7年4月15日 |
| 設立 | 昭和23年9月15日 |
| 代表者 | 西井裕昭 |
| 資本金 | 3,600万円 |
| 業務内容 | 1.自動車ナンバープレート・各種標識 / 2.航空機部品 / 3.半導体関連機器 / 4.精密治具・金型 / 5.各種自動機設計・開発・検査 |
| ウェブサイト | http://www.hiroshima-nishii.co.jp/ |
（株）西井製作所の創業者 西井伊久馬は、小学校を卒業後銅工職人の元で修業を積み、大正7年に銅工職の技術をもとに西井伊久馬商店の創業を開始。その後、キセル掃除機・熱燗器具などの銅真鍮美術細工の製造を行いました。創業当時より親しんできた銅細工の技術を活かし、現在では広島の伝統工芸である「銅蟲（どうちゅう）」の技法を活かした銅・錫（すず）製品ブランド「伊久馬（いくま）」を展開し、伝統技術と現在の技術の融合により銅の美点を伝えています。
大正7年、創業当時の工場写真
「広島銅蟲 伊久馬」
「銅蟲（どうちゅう）」とは、江戸時代初頭に始まったとされる広島伝統の銅細工で、1枚の銅板を幾万回も叩き続ける職人が「銅の蟲（むし）」と呼ばれたことにその名は由来します。
鎚（つち）が成す「鎚目模様」と、藁で燻した深みある色味が特徴の銅蟲は一度絶えてしまいましたが、「銅蟲」の魅力を引き継ぎつつ現代の技術も活かすことで、「伊久馬」として新たに生まれ変わりました。 職人がひとつひとつ手で作り上げる「伊久馬」は、2016年に開催されたG7広島外相会合の参加贈呈品として選出されました。
銅細工やインテリアといったカテゴリーの枠や技術にとらわれることなくこれからも常に挑戦し続けます。
※現在、西井製作所の製品は、福屋八丁堀本店6F「漆ジャパン」様にて一般販売しております。
展示品
1：カップほたる（写真右奥）
2：アイスマグあかね（写真左奥）
3：鎚目コースター（写真左奥）
4：みやじまさん（写真中央）
5：鎚目の箸置き（写真手前）
