銅蟲細工[広島県指定伝統的工芸品]株式会社 光
製造/出展 | 株式会社 光 |
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所在地 | 広島市中区幟町6-9 |
TEL | (082)222-2211 |
設立 | 1950年(昭和25年)7月 |
代表者 | 福場 英治 |
資本金 | 1,000万円 |
業務内容 | 銅蟲製品製造・販売 |
ウェブサイト | http://www.douchuu-hikari.jp/ |
銅蟲(どうちゅう)細工は、江戸時代の初め広島藩主浅野公に仕えた銅細工師が考案した技法で、一枚の銅板を幾千、幾万回と叩き続けて造形を成す技法で火鉢・やかん・花瓶等を作り、広島藩の特産品として諸大名に寄贈し、非常に好評を得たことが始まりと言われています。 銅板を整形した後、表面に「ツチ目」模様を施し、稲わらで燻すことで色づけをして磨き上げる銅蟲細工は、他に類を見ない広島独特(全国唯一の本燻し)の黒茶色の玉虫古色をしており、銅蟲の秘法とされています。
また、「銅蟲」という名は、銅細工師が仕事熱心なあまり、「銅の蟲(むし)」と呼ばれたことに由来すると言われています。
銅蟲製品は、年月と共に、光沢・あじわいを増し独特の風合が出てくるのを茶人・雅人等に愛され、広島の伝統工芸品として記念品や贈答品、特に県外や外国への土産品として好評を得ております。
「ツチ目」模様と独特の風合いを持つ銅蟲細工
・「飾盆金銀 宮島(φ270mm)」(写真左) ・「楕円花瓶 鶴(大)(H240mm)」(写真右)