熊野筆[経済産業大臣指定伝統的工芸品]熊野筆事業協同組合
製造/出展 | 熊野筆事業協同組合 |
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所在地 | 安芸郡熊野町中溝 3-13-19 |
TEL | (082)854-0074 |
設立 | 1976年(昭和51年) |
代表者 | 理事長 竹森 臣 |
従業員数 | 96社(2018年8月現在) |
業務内容 | 筆製造にかかる原材料や梱包資材などの共同購入・販売、伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づく振興計画作成およびその推進事業、経済産業大臣指定熊野筆の伝統工芸士認定事業等 |
ウェブサイト | http://www.kumanofude.or.jp/ |
広島県熊野町は、広島市から東へ約20km、四方を山に囲まれた盆地にある、人口約25,000人の町で、筆の町として有名です。熊野筆は、江戸時代末期より人々の努力と情熱によってそのきめ細やかな技法が連綿と受け継がれ、昭和50年には、熊野筆が毛筆産業としては全国で初めて、通商産業大臣(現在の経済産業大臣)により「伝統的工芸品」の指定を受けました。現在は、22名の伝統工芸士が活躍しています。また戦後、毛筆の技法を生かして本格的に生産され始めた画筆、化粧筆は、毛筆とともに熊野町の大きな支えの一つとなっています。
展示品(手前):書道筆
熊野筆伝統工芸士
●鼬毫特製 熊野筆: 福垣内 白玄 作
●鼬毛 熊野筆(大): 荒谷 城舟 作
●羊毫 熊野筆: 大段 明翠 作
●鼬毛 熊野筆(小): 荒谷 城舟 作
●羊毛 春風: 碓井 真光 作
●鼬毛 熊野筆(赤): 中川 聖峰 作
●鼬毛 熊野筆(黒): 中川 聖峰
展示品(奥):化粧筆「メイクブラシセット【凛】」
展示品は、(株)晃祐堂が「伝統×革新」をテーマに展開するオリジナルブランド「KOYUDO collection」の化粧筆セットです。毛材は山羊と灰リスの毛を、軸は宮島の「しゃもじ」に使用される「水目桜」を使って製造されています。
また、(株)晃祐堂は「おりづる再生プロジェクト」にも参加しており、「凛」のギフト箱には、広島平和記念公園 供養塔に世界各地から寄せられた「おりづる」の再生紙が使用されています。
・パウダーブラシ:山羊毛
・チークブラシ:山羊毛
・アイシャドゥ:灰リス
・軸:水目桜
・箱:おりづる再生ギフト箱