コーティング技術展示（医療用ハサミ・鉗子・ステント）トーヨーエイテック株式会社

トーヨーエイテック（株）は、1929年、東洋工業（株）［現：マツダ（株）］の「工作機械部門」として研削盤を製造したことから始まりました。自動車メーカーで培った「工作機械の製造技術」を活かし、1989年に分社独立。
製造している研削盤の中でも、穴の内面を研削するための「内面研削盤」は、国内トップクラスのシェアを誇り、「内研のTOYO」として広く知られています。より多くのお客様のニーズにお応えするために、「工作機械事業」に加え、「表面処理」・「自動車部品」にも事業を広げており、現在では、この3事業の技術を応用した「医療機器事業」などの新事業開拓にも意欲的に取り組んでいます。

1：工作機械事業 / 2：表面処理事業 / 3：自動車部品事業

DLCコーティングステント（DLC…ダイヤモンド・ライク・カーボン）

「ステント」とは、血管を拡張する医療機器で、狭心症や心筋梗塞のカテーテル治療に使用されます。3事業の技術を掛け合わせることで、「ステント」を自社製造しています。

DLCコーティング医療用ハサミ・鉗子(かんし)

自社開発の「DLCコーティング処理」を施した医療用ハサミ・鉗子です。安全性・生体適合性・耐腐食性に優れ、人体への影響がないようにコーティングしています。

左：コーティング前　右：コーティング後