ジーンズデニムカイハラ 株式会社
製造/出展 | カイハラ 株式会社 |
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所在地 | 福山市新市町常1450 |
TEL | (0847)57-8111 |
創業 | 1893年(明治26年) |
設立 | 1951年(昭和26年3月) |
代表者 | 代表取締役会長 貝原良治 |
資本金 | 1億5千万円 |
従業員数 | 727名 [カイハラ(株)43名、カイハラ産業(株)684名] (平成30年3月 現在) |
業務内容 | デニム素材の一貫生産(紡績、染色、織布、整理加工)及び販売 |
ウェブサイト | http://www.kaihara-denim.com/ |
カイハラ創業の地である「広島県芦品郡(現 福山市)」では、古くから備後絣の製造が盛んに行われており、日本三大絣の産地として親しまれてきました。創業者である貝原助治郎は、備後絣の製造技術を習得し、「手織正藍染絣」の製造商店として、1893年にこの地にて開業しました。
その後、備後絣製造で培ったノウハウを応用したデニム製造に事業転換。当時の日本産デニムでは難しかった「穿き込めば色落ちする」というデニム特有の風合いを出すべく、アメリカ産デニムの製造方法を再現した「ロープ染色機」の開発に成功。これにより、本格的なデニム生地の国内生産が可能となりました。
1973年、リーバイス社に採用されたことを機に、カイハラのデニムは世界に認められ、業界最大手のデニムメーカーとして広く知られるようになりました。
展示品:ビンテージデニム生地※1、木製シャトル、原綿、ロープ状に束ねられた糸(インディゴ染め)
※ビンテージデニム生地とは、通常のデニム生地とは使用する織機が異なり、旧式織機で織られたデニム生地です。生地の端に見られる「赤耳(セルビッチ)」や凹凸のある質感などが特徴です。
上質な履き心地と味わい深い経年変化を併せ持つカイハラのデニム生地は、アメリカ、ヨーロッパのみならず、インドネシアやマレーシアなど、世界20 数ヵ国と取引が行われています。