広島製品いいモノ紹介! メイド・イン・
ひろしまギャラリー

備後畳表広島県藺業(いぎょう)協会

製造/出展 広島県藺業(いぎょう)協会
所在地 福山市今津町3丁目2-10
TEL (084)933-2004
設立 1957年(昭和32年)
業務内容 い草・い草製品の生産流通指導


備後畳表に使用されるい草

広島県で生産される「備後畳表」は、1532年に山南村(現 福山市沼隈町)で水田にい草を栽培して引通表を織ったのが始まりです。1596年に、短いい草を使用した中継表(なかつぎおもて)の製織を発明し、畳表の量産を可能にしました。その後、宮中や幕府の御用表や献上表の指定銘柄となり、品質の高い備後の特産品として保護奨励されていました。


緑色から飴色(黄金色)に変色した「備後畳表」

畳表は、天然のい草で織られているため、使用しているうちに緑から飴色に変色します。「備後畳表」の本当の価値は、最初の緑色が抜けて、飴色(黄金色)になってから分かります。使用していくうちに、赤黒く変色したり黒いすじが浮いたりすることなく、均質に飴色になり艶が出てくるのが上質な畳表と言えます。
広島県産い草を使用した畳表は、最高級の畳として名を馳せながらも、生活様式の変化により需要が減少。現在では、ほとんどの「備後畳表」は熊本県産い草で製織されていますが、長い経験と良いい草を選び抜く目を保持している畳表生産者は広島県産に準ずる良質ない草を購入して、消費者の皆さんの期待に背かない品質の「備後畳表」を供給しています。


●特選シール
「原草地・織地・加工地・製品番号」が明記された「特選シール」を畳表一枚一枚に貼ることで、「備後畳表」としての品質管理を徹底しています。

●広島県産い草の「備後畳表」の織込証紙
「広島県検査条例」の検査印とは別に、「広島県産い草」で製織された畳表に縫い込まれたもので、生産者名が記入されます。

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