日本酒-2[2017年第3期]広島県酒造組合

【米・水・技術・気候】の4つの条件により、うまい「広島の酒」は醸造されます。広島でとれる水は、「酵母の栄養となるミネラルの少ない軟水」が特徴でした。明治初期、今では「吟醸酒の父」と言われる三浦仙三郎によって開発された「軟水醸造法」によって、当時難しいとされていた軟水での醸造に成功。
以来、広島流の「軟水醸造法」は、広島杜氏（とうじ）伝統の技とされており、口当たりが柔らかく、芳醇で旨味に富んだまろやかな「広島の酒造り」に欠かせない技法になっています。
展示はスペースの都合上、県内49の蔵元の中から、展示台1台につき7つを選んで紹介しています。

■「蓬莱鶴 純米吟醸 奏」…香り華やかで、味わいスッキリな酒。
製造者： 株式会社原本店（広島市中区白島九軒町）

■「純米吟醸 緑泉 本仕込」…賀茂泉を代表する一本、芳醇で味わい豊か。
製造者： 賀茂泉酒造株式会社（ 東広島市西条上市町）

■「亀齢 純米吟醸」…芳醇な香りと切れを兼ね備えたお酒です。
製造者： 亀齢酒造株式会社（ 東広島市西条本町）

■「寿齢 おのみち 本醸造」…柔らかい旨味キレ良い酸味良くマッチした酒。
製造者： 株式会社吉源酒造場（ 尾道市三軒家町）

■「比婆美人 純米生酒」…控えめな香りと豊かでありながら、すっきとした味。
製造者： 比婆美人酒造株式会社（ 庄原市三日市町）

■「山田錦 純吟」…米の旨味をしっかり出したキレの良いタイプ。
製造者： 株式会社天寶一（福山市神辺町）

■「島の香」…コク有り、切れよし、旨い酒。天下一品。
製造者： 津田酒造株式会社（江田島市能美町）