けん玉株式会社イワタ木工
製造/出展 | 株式会社イワタ木工 |
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所在地 | 廿日市市峠245-85 |
TEL | (0829)74-1558 |
設立 | 2014年(平成26年)4月 |
代表者 | 代表取締役 岩田 知真 |
資本金 | 800万円 |
従業員数 | 25名 |
業務内容 | オリジナルけん玉「夢元無双(Mugen musou)」の製作・販売。熊野化粧筆(メイクブラシ)の軸の製作・販売。その他木製製品の製作・販売。 |
ウェブサイト | https://iwata.fun/ |
けん玉発祥の地 廿日市
「けん玉」は、江戸時代に日本に伝えられたとされていますが、当時は剣と玉の部分しかない玩具でした。明治時代、広島県呉市の職人 江草濱次(えぐさ はまじ)は、これまでの「けん玉」の形を改良して、現在の原型とされる「日月(にちげつ)ボール」を開発しました。当時、廿日市市内では木工玩具の製造が始まり、ろくろ技術を活かした様々な工芸品が生産され、宮島の観光客に土産品として好んで買われていました。廿日市市の木工技術に着目した江草は、「日月ボール」の量産化を同市に依頼。現在の「けん玉」の原型とされる「日月ボール」を初めて量産化に成功した地であることから、「けん玉発祥の地 廿日市」と言われるようになりました。
現在の「けん玉」の原型とされる「日月(にちげつ)ボール」
「夢元無双(むげんむそう)」
これまで(株)イワタ木工では、約20年に渡り木工ろくろ・塗装を得意とし、日本の伝統品である「熊野筆」・「けん玉」を製造してきました。2003年-2008年まで製造されていた けん玉「夢元」は、一度製造中止となったものの、多くのファンの声で復活プロジェクトがスタート。改良を重ね2013年に新たに誕生したのが「夢元無双」です。玉へのダメージを軽減させた樹脂製の先端や、取り替えを可能とするネジ式の採用など、より競技しやすい「けん玉」へと進化しました。
●素材へのこだわり
限定した時期の木材を、早い物で2年、木材によっては10年乾燥させることで、加工後の割れや変形が起こらず美しい木目を長く楽しむことができます。また木目を活かした仕上がりにより、年輪を感じることができるのもこだわりの一つです。
●塗装へのこだわり
光沢のある塗装に、より一層深みを出すため、原色・パール・シルバーラメなどを何層にも重ね塗りしています。見た目の美しさに加え、重ね塗りで増した耐久性により競技用として使用することも可能です。